特にモノアイと関係ないけど暗号通貨周りとかで気になったことを適当に書くブログ

FXか暗号通貨辺りの気になったことをたまに書きます。

ビットコイン等の仮想通貨(暗号通貨)の国内取引所を比較+オススメの取引所まとめ

この記事の目的

この記事を見ている人は、最近の暗号通貨*1バブルを見て、「自分もこの波に乗って稼ぎたいけど、取引所はどこが良いの?」という意図で読みに来られたのだと思います。

ですので、そういう層をターゲットにして書きます。

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あと、取引所のアフィリエイト単価(要はブログ記事を読んだ人が取引所の口座を開設した時に、ブログ執筆者に払われる報酬)が比較的高いので、「これはちょっと…」というブログ記事も散見されるのが現状です。

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それらも踏まえて色々書きたいと思います。

 

この記事は下記を目的としています。

  • 暗号通貨に投資する人が増えると、暗号通貨を保有している私が間接的に儲かるので、市場参加者を増やしたい
  • アフィリエイト報酬目的のお小遣い稼ぎ
  • アフィリエイト報酬目当てなのは分かるけど、流石にお前それはアカンやろ…」というブログを見つけて、なんかやる気でたので承認欲求その他もろもろを満たすため

なので、この記事を読んで「参考になった、その上で口座開設してみよう」という気になった方は、募金する感覚でこの記事のバナーから開設してみて下さい。

 

前置きが長くなりましたが、2017年5月現在で主要な国内取引所について比較していきます。

 

なお、詳細な口座開設手順とかは、先駆者の方や前述した「アフィ報酬目的丸出しのあかんサイト」に手取り足取り書いてあるので、本記事では省略します。

 

 

bitFlyer

概要

TVCMも始まり、一番知名度が高い取引所でしょう。

ビットコインのFX(レバレッジ最大15倍)や先物取引なども積極的に取り扱いを始めていた取引所の一つです。

国内でのBitcoin取引高も最近まで常勝一位でしたので、最初に口座開設するビットコイン取引所として一番オススメです。

ただ、最近では後述のZaifCoincheckに押され気味です。

 メリット

1) SBIグループ出資のため取引所リスクが低め

株式会社bitFlyerへの出資に関する覚書締結のお知らせ(SBIホールディングス)|ニュースリリース|SBIホールディングス

上述の引用記事の通り、SBIなどが出資しているということで、資本金は41億でダントツ、信頼性は比較的高めです。

最近ではSBIが独自の仮想通貨取引所SBIバーチャル・カレンシーズ)の開設を発表したため、そちらとの住み分けが注目されています。

 

2)ビットコインを使ったショップ

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上図のように、ビットコインを使ってお買い物が可能です。

執筆時点でビットコインの価格は右肩上がりなので「ビットコインを円にしたくないけど、お買い物に使いたい」という方にはオススメです。

Vプリカ(ネット専用Visaプリペイドカード)やnanacoギフト、Amazonギフトなどの汎用性・換金性が非常に高い商品が多いのも特徴です。

 

3)BTC/ETHを取り扱っている

暗号通貨の1つであるイーサリアム(Ethereum、ETH)をビットコインを使って購入できます。

販売所(※後述)なら円でもイーサリアムを購入できます。

 

イーサリアムって何?という方も多いと思いますが、詳細を省いて大雑把に言うと、ビットコインに更に付加機能を持たせたような通貨です。

  

現在の暗号通貨の基軸通貨ビットコインであることは異論の余地がありません。

しかし、「そのビットコイン(BTC)に変わって基軸通貨になるとしたらイーサリアム(ETH)であろう」という人は多く、実際に最近まで時価総額ビットコインに次ぐ2番手でした。(現在はRippleに抜かれて3番目)

  

2017年5月現在では、国内の急激なビットコインの需要・取引増加に伴い、ビットコインの送金の遅延・手数料の肥大化が顕著な問題になっており、ビットコイン以外の暗号通貨に注目が集まっています。

イーサリアムもその例に漏れず、わずか1ヶ月ほどで約3倍に値上がりしています。(執筆時点で約1ETH≒15,000円)

 

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デメリット

1)売買手数料がやや高め

ビットコインの現物の取引に売買手数料がかかります。

変動制で0.01%〜0.15%で、口座開設当初は最大の0.15%がかかります。

相場としては妥当な価格設定ですし、将来的にもこの辺りの手数料で業界全体が落ち着くと思いますが、他の取引所では現状0%の所もあるのでデメリットとしておきます。

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2)販売所(Exchange)と取引所(Trade)がわかりづらい

初見の人にわかりづらい仕様で悪意すら感じる。

そもそも取引所と販売所って何が違うの?という感じだと思います。

 

サラッと書くと

・販売所:bitFlyerからビットコインを買う・売る形式。価格は「買うときは高め」、「売るときは安め」で、基本ここでビットコインを売買すると損をする。ただし、絶対その価格で買える(売れる)。空港の両替所みたいな所

・取引所:bitFlyerを使っている人同士でビットコインを売り買い出来る。株の売買をイメージすると分かりやすい。

 

言葉で書くと分かりにくいので、同じ時間帯の価格を比較してみましょう。

■販売所

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■取引所

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御覧頂いて分かる通り、およそ1BTC辺り5000円〜8000円ほど価格に差があります。

 

確かに株などを取引したことがない人に、売買の板を使ってビットコインを取引するのは敷居が高いです。

だからお手軽に売買できる販売所を用意するのもわかります。価格を保証するために手数料を取る必要があるのもわかります。

 

でも、…ねぇ?

 

3)BTCやETHの送付が遅め

他の取引所に比べると、「比較的」といった所。

優先度(送付手数料)を任意で設定出来るので、ある程度は融通が効く。

ETHは多分人力で承認している雰囲気があるので、夜間や休日の送付が遅い印象。

 

4)bitFlyer FXとbitFlyer Futures(先物)が魔界

詳しくは書きませんが、控えめに言って魑魅魍魎が跋扈する魔界です。

この記事を読んでいるあなたが、株式等の取引に精通していて「相場操縦どんと来いや!」という強者ならワンチャン有るんじゃないでしょうか。

 まぁ、相場全体からみて異常な値がつけば、ロールバックして無かったことにするのは前例から確定的に明らかなので、みんな悪いことしないように。

 

5)アフィリエイト審査がやや厳格、単価も並

2017年5月時点でおよそ2,500円です。

 

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つまり、あなたがこのブログ記事経由でbitFlyerにアクセスし、口座を開設・一定の条件を満たした場合、私に2,500円が払われることになります。

 

同様に、あなたがブログ記事を書いて読者が登録してくれれば2,500円得ることが出来ます。

但し、アフィリエイトを掲載の事前審査があるため、他の取引所と比べて若干ハードルがあります。

 

これをデメリットと言うかは判断が別れる所ですが、この記事を読んだ人がアフィリエイト報酬を目的としていた場合を考慮してデメリットとしました。

勿論、「アフィリエイト目的のクソみたいな記事が増えにくい」と考えればメリットです。

この記事もクソ記事にならないよう頑張ります。

 

追記)日本仮想通貨交換業協会(JVCEA )の自主規制の意向(具体的には「勧誘及び広告等に関する規則」あたり )を受けて、「bitFlyer アフィリエイトプログラム」は2018年11月30 日(金)をもって提供を終了したようです。

 

 

bitFlyer総評

取引所に求められている機能が充実しているので、まずビットコインを売買してみたいというなら、最初の取引所としてオススメできます。

他の取引所同様に色々ワナはありますが、比較的ダメージが少ないワナなので、そういう点も含めてビギナー向きです。

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Coincheck

 

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2018/1/27追記:

2018年1月27日、CoincheckからXEMが盗難される事象が発生しました。

・マルチシグ使っていない

・コールドウォレットに保管していない

 ちょっと今の段階でここのアフィリエイトのリンクを貼っているのは、あまりに無責任過ぎる気がするので、バナーは消します。

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 概要

良くも悪くも最近、仮想通貨・暗号通貨界隈を騒がしている取引所。

私も散々ネタにさせてもらいました。

最近は、

2017年5月19日現在、弊社の口座を悪用した犯罪捜査協力の一環として、当局からの要請により住信SBIネット銀行口座が利用制限されております。

coincheck.com

 

などがホットな話題になっています。 

ビットコイン取引高は現在順調に伸ばしており、国内一位だったbitFlyerと抜きつ抜かれつ。

流動性もあって使いやすいのですが、資本金の少なさ(1億円未満)や人手不足などから、最近の暗号通貨バブルで濡れ手に粟だけどボロが色々出てしまっているのが現状です。

最大の特徴はアルトコインビットコイン以外の暗号通貨)を円でお手軽に買える所でしょう。が、お手軽に買える分、手数料は高めです。

 

メリット

1)様々なアルトコインビットコイン以外の暗号通貨)を円でお手軽に買える

上述のようにここがCoincheckの一番の強みです。

(※オルトコインと表記される方もいますが、要は発音の問題です。)

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最近の暗号通貨バブルに日が付いたのが2017年のゴールデンウィーク前、すなわち4月末頃ですが、上図を見てもらって分かる通り、ゴールデンウィーク後に慌てて口座を開設してアルトコインを買っても爆益になりました。

 

代表的な値上がりしたアルトコインを具体的に数字にすると下記のとおりです。

  • Ethereum(ETH):約11,000円→約17,000円(1.54倍)
  • Ripple(XRP):約18.5円→約43円(2.32倍)
  • NEMXEM):約13.6円→約30.2円(2.22倍)

特にRippleやNEMは2017年4月始めの価格が2円だか3円だかそこらでしたから、株で言えばテンバガーを実質1ヶ月程で達成したことになります

 

株と違ってストップ高やストップ安の概念がありませんから、言い方は悪いですがイナゴが集まれば集まるだけ価格がうなぎ登りです。

底値で大量に仕込んでいる人達は「もっと上がるやろ」と思って大きく売ってきません。

むしろホクホク顔で買い煽っています。余程の悪材料がなければ、手放さないでしょう。

(逆に言うと、「余程の悪材料」が出れば、容赦なく売り抜けようとするので、大暴落は必至です)

 

なお、私もどちらかと言うと「用心が必要だけど…」と言いつつTwitterで買い煽りをしている側です。

…が、Coincheckの場合、アルトコインの価格は割高です。その点は後述のデメリットで詳細に述べます。

 

2)ビットコインの売値が高め(裁定取引向き)

基本的にCoincheckビットコイン価格は他の取引所に比べて割高です。

(理由は上述のアルトコインを取り扱っている点に有るようですが、あくまで私の憶測なので割愛します。)

 

これはビットコインを購入する際には勿論デメリットですが、逆に言えば、高くビットコインを売れるという事でもあります。

ビットコインを買ったは良いが、現金(円)が必要になったので換金したい時は重宝します。

また、他の取引所で安く購入したビットコインCoincheckで高く売る(いわゆる「裁定取引」「アービトラージ」「サヤ取り」と呼ばれる手法)ことも可能です。

 

最近の相場だと、おおよそ1BTC辺り2〜3000円くらいなら容易に抜けるでしょう。

但し、取引所間でビットコインを送付している間に相場が急変する可能性も高いので、実践する場合は工夫が必要になります。(予め互いの取引所に円とBTCを置いておく、信用売りを行ってヘッジしておく、など)

 

ビットコイン現物の売買手数料が無料(期間限定)なのも追い風。

日頃のご愛顧に感謝して、取引所手数料が期間中・完全無料となります!

既にご利用いただいている方も、まだ利用されたことのない方も、
この機会に是非Coincheckをご利用ください!

————————————–
今なら手数料無料!ビットコインCoincheck
期間:2017年2月1日0時〜2017年7月31日
対象:全ユーザー
内容:Coincheck利用による取引で発生する取引所手数料が完全無料[maker: 0%, taker: 0%]となります
※maker手数料は通常マイナスとなっておりますが、キャンペーン期間中は0%となります。
※キャンペーン期間は予告なく変更となる場合がございます。ご了承下さい。
————————————–

キャンペーンURL
https://coincheck.com/blog/2913

3)アフィリエイト単価が高い

最大のメリットはこれでしょう。

ぶっちゃけ他の取引所と比較して破格です。

 

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 アフィリエイトを行う際も特段の制限がないので、早晩Coincheckアフィリエイト記事やツイートでFXのようにインターネット上で溢れかえるでしょう。(或いは既に)

記事の最初に書いた「アカン記事」もCoincheck推しが大体です。

 

アルトコインが暴騰している!」

「まだまだ値上がる!」

Coincheckなら簡単にアルトコイン買える!」

「今直ぐ口座開設してアルトコインを買おう!」

 

という論調が基本です。

事実、アルトコインは前述の通り暴騰しています。

まだまだ値上がると予測している人が多いのも事実ですし、Coincheckで簡単にアルトコインを買えるのも事実です。

アフィリエイト狙いで口座を開設するのは充分ありでしょう。

 

ただし…先にチラッと書いたとおり、アルトコインの売買手数料は割高ですので、そこを強調するかしないかはアフィリエイターの良心に委ねられます。

 

 4)スマホアプリの通知機能

Coincheckのアプリを使うと、ビットコインやその他のアルトコインが急騰・急落した場合に通知が来ます。

 

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他の取引所のアプリに比べてアルトコインの種類が多いので、Ripple(XRP)やNEMXEM)などの騰落も通知してくれます。割りとオススメです。

 

デメリット

1)資本金が少なく、取引所リスクが高め

株式会社bitFlyerが約41億、後述のZaifテックビューロ株式会社)が約8億、Coincheckコインチェック株式会社)は9200万円ほどです。

現状がどうかはわかりませんが、このブログ記事の中で紹介している取引所の中では最もベンチャーです。

 

他にも、会社として銀行の出金枠が足りなくなったせいで、ユーザーが出金できなくなったり、流動性が足りなくて一時的に売買が停止されたり、ある意味で暗号通貨の取引の醍醐味が味わえます。

 

セキュリティの甘さを指摘する記事もインターネット上に多いので、本記事の中で一番GOXする(≒Mt.GOX社のように破綻する)可能性が高い取引所だと個人的には確信しています。

 

 

2)アルトコインの手数料が割高

上述したとおり、多数のアルトコインをお手軽に円で売買出来るのがCoincheckの最大の強みですが、その手数料は高く設定されています。

 正確には測定していませんが、およそ5%〜10%という所でしょう。

 

下記にアルトコインの1つRipple(XRP)の同時刻帯の価格を示します。

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ご覧の通り、購入価格は1XRPあたり45円、売却価格は1XRPあたり40円となります。

間の価格が42.5円なので、上下に2.5円(≒5%)のスプレッド(売買手数料)がかかっていることになります。

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賭博黙示録 カイジ 1

賭博黙示録 カイジ 1

 

 

 ちなみに、「コインを買う」はbitFlyerの「販売所」に相当するので、当然ビットコインの価格も「買う時は高く」「売る時は安い」不親切設計。

 

簡単に買える、ということはつまりそれだけ簡単に買ってもらえるように努力している人がいて、且つ買ってもらうことで利益を出している人がいるわけです。

 

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 3)アルトコインを買えるけど一部のコインしか送金できない

割りと致命傷っぽいのですが、買えるけど他所に送金できないアルトコインが複数あります

ビットコインを除いて11通貨が取り扱われているわけですが、

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そのうち送金に使えるのは、6通貨だけです。

しかもFactomは選択肢にありながら、ずっとメンテ中なので実質5通貨です。

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つまり、これらのコインについては実際に購入できているのかすら不明です。

Coincheck上で「買って」「売る」ことしか出来ないわけです

 

おそらく「送金の仕組みの部分の開発が追いついていない」のが理由だとは思いますが、とてもではないですが「Coincheckアルトコイン買おーぜ!」とは言いづらい状態です。

 

Coincheck総評

散々ネタにして叩きましたが、使いようによっては旨味が結構あるので、「初心者を食い物にした、中級者向きのベンチャー感ある取引所」という印象の有る取引所です。

 

また、いずれも新規登録停止になっているサービスですが、ビットコインの定期預入サービス(年5%)、ビットコインを借りた信用取引(現渡し可)などもあり、色々ベンチャーらしくて面白い取引所です。

 

アフィリエイターにとっても、かなり美味しい取引所なのは、あのイケ○ヤ尊師もアフィリエイト記事を書いている点から言うに及ばずです。

 

アルトコインの売買手数料で大分荒稼ぎしているので、今後も様々なサービスやセキュリティ強化などに務めてもらいたいと思っています。

個人的には「応援」している取引所の1つです。

 

 

Zaif

※↑アフィリンク先を近畿財務局の「テックビューロ株式会社に対する行政処分について」 のページに差し替えました。

概要

テックビューロ株式会社が運営する取引所。

安全・安心を喧伝しているだけにセキュリティがしっかりしており、上記2取引所のような「簡単売買(販売所)」と「取引」で値段の差が比較的少なく、良心的です(それでもビットコインで数千円開くことはある)。

取引高もbitFlyerCoincheckと並び始め、国内の取引高の2〜3割を占めています。

信用取引レバレッジが7.77倍なのは謎)

 

メリット

1)ビットコイン積立ができる

Zaifで口座を開設する最大のメリットの1つはおそらくこれでしょう。

現状、もっとも堅実な暗号通貨の投資の1つだと思います。

 

「将来的には値上がりすると思うけど、今は値段が安定していなくてとても投資の対象には出来ない」という人向けです。

 

簡単に言うとドルコスト平均法で毎月コツコツ、ビットコインを買って積み立てようぜ!」というもので、最低1,000円/月から始められます。

 

ドルコスト平均法がわからない人はググって下さい。

投資するなら割りと必須知識ですので、一度きちんと調べてご自分の血肉にされることを推奨します。

 

Zaifの公式の説明内容も載っけておきます。

Zaifのコイン積立とは


ビットコインに興味はあるし、買ってみたいけど、取引所でのやりとりはめんどう、売買のタイミングもわからない」
「暗号通貨に将来性を感じるので、金やプラチナのように積立したい」などの希望を叶えるのがZaifコイン積立です。

Zaifコイン積立ではお客様の銀行口座から毎月固定額を自動引き落としさせて頂き、ご希望の金額を積み立てすることができます。
毎月27日に引き落とさせて頂き、翌月10日~翌々月9日まで、1日毎にご指定の暗号通貨を買付け、積み立てを行っていきます。
もちろん買付けは自動的に行われるため、買い付けのタイミングをはかったり取引所の注文を管理したりという手間はいっさいかかりません。

 

2)ビットコインの送金が早い

私の体感で恐縮ですが、外部の取引所へのBTCや送金が比較的早いです。

出金先を管理・制限出来る辺りもセキュリティに○です。

 

3)売買手数料がマイナス

現在の売買手数料の相場は、売買の板に注文を出す際に0.15〜0.25%あたりで、一部の取引所がキャンペーンで無料にしたりしていますが、Zaifは逆に手数料がマイナスです。

具体的には現在-0.01%に設定されています。

僅かではありますが、取引をすればするほど取引した人は儲かる仕組みです。

 

以下、公式のアナウンスの引用になります。

2016年6月1日より、BTC/JPY取引の手数料がmaker -0.01%, taker -0.01% に変更になりました。※XEMの取引を除きます
maker手数料: 板に注文を並べる際の手数料
taker手数料: 並んだ注文を消費する際の手数料
取引手数料マイナス分については、取引時には付与されず、取引の翌日にボーナスとして付与いたします。
詳細は「Zaifのボーナス制度」のセクションをご確認ください。

おそらく目的は、この仕組を上手く使える人を呼び込んで、それによって「取引高を多く見せたい」「流動性を高めたい」という所にあると思います。

実際、売買の板を見ていると、不自然なほどに繰り返し0.1BTCの注文が入ったりしていてます。

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これをメリットと取るか、デメリットと取るかは難しい所です…

4)アルトコインNEM、Monacoin)が購入できる

Coincheckでも取り上げたメリットですが、こちらはNEMXEM)やMonacoin(モナーコイン)が購入できます。

NEMは前述通り、最近の暗号通貨バブルでも成長著しいアルトコインの1つです。

Monacoinも現実に物やサービスとコインを交換できる数少ない暗号通貨の1つなので、どちらも怪しげな暗号通貨が多い中で比較的優良なコインです。

いずれも円・ビットコインどちらかで購入が可能です。

 

また、Counterpartyトークンなども扱っているので、やや玄人向きと言えます。

 

デメリット

1)市場が薄い

前述したとおり、見た目の出来高は結構あるのですが、実際に売買の板を観察していると、0.1BTC以下の小粒な取引が多く、市場が厚いとは言いづらいです。

少量であれば問題ないのですが、一定以上のBTCを取引をする際は躊躇します。

 

2)UIが複雑

ザックリ言うと画面が見辛くて使いにくいです。

騰落アラートとか、○○ボーナスとか色々出来て多機能ではあるのですが、いかにも増改築を繰り返して機能をガンガン付け足したシステムという感じで、お世辞にも使いやすいUI(ユーザーインターフェース)とは言いづらいです。

 

3)アフィリエイト単価

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多分一番安いです。およそ1,650円。

コイン積立が成約すれば合計で2,850円なのでbitFlyerよりは一応高くなります。

 

Zaifの総評

総じて他の取引所と比べてデメリットも少なく、(比較的)良心的です。

セキュリティがしっかりしていて多機能でもありますが、逆にそれが使いづらさを招いている部分もあります。

個人的に一番のオススメ取引所ではありますが、ある程度暗号通貨に慣れた人でなければ持て余すので、最初の取引所としてはオススメし辛いのが正直な所です。

 (追記)セキュリティが高い、というのは完全に誇大広告でした。

QUOINEX(コインエクスチェンジ)

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QUOINEX

 概要

2014年11月にシンガポールで設立された取引所。

2016年3月に日本に拠点を移し、日本だけでなくアジア各国で暗号通貨の取引所を運営しています。同6月には総額1600万ドル(約17億円)の資金調達を行っており、比較的大きな取引所です。

その性質からか、他の取引所と違いが多く、どちらかと言うと法人向きの戦略を取っているのが特徴です。

2017年3月23日より『QUOINEX』(コインエクスチェンジ)と改称した模様。

QUOINE株式会社は、当社が提供する仮想通貨取引サービスの名称を2017年3月23日より『QUOINEX』(コインエクスチェンジ)と改称することとなりましたので、お知らせいたします。

 

ちなみに、ここだけアフィリエイトが無いので、安心してリンクを踏んで下さい。

 

メリット

1)ビットコインイーサリアムを取扱いつつ、対応する法定通貨(Fiat Money)が多い

対応している暗号通貨はbitFlyerと同様ですが、こちらは概要で上述した性質からか、多くの法定通貨に対応しています。

 

対応している法定通貨:JPY, USD, EUR, AUD, HKD, SGD, CNY, PHP, INR, IDR

 

主要3通貨+各種アジア圏通貨といった所です。

 

また、ビットコインの現物手数料も現在無料です。喧伝している内容を見ると、恒久的に無料が期待できそうです。

 

2)レバレッジ個人25倍、法人50倍

国内で有数のレバレッジです。

ただ、暗号通貨の現状、レバレッジ2倍でも高リスクなので、メリットとしてよいかは微妙です。

 

3)セキュリティ

セキュリティの高さを幾つか理由を上げて喧伝していますが、特筆すべきはコールドウォレットで管理している点でしょう。

とは言っても後は大体他の取引所と似たり寄ったりなので、取引所リスクがあるのは他の取引所と同じです。

www.quoine.com

 

4)ビットコインの価格が安いことが多い

前述のCoincheckではビットコイン価格が高い事をメリットに上げましたが、こちらは安いことが多く、ビットコインを購入する際に有利です

原因はおそらく、日本円(JPY)以外でもビットコインを取り扱っていることに有るのだと思われます。

上記のツイートの通り、現在ビットコインの日本円価格は高騰気味で、それに対して他国(特に中国元、USドル、ユーロ)での価格は安めです。

QUOINEXでは、そちらの価格に釣られて日本円のビットコイン価格も安くなっているのでしょう。

 

当然、ビットコインの日本円価格が海外に比べて安くなれば、逆に他の取引所よりも高いレートになることが予測されます。

ちなみに、この記事を執筆している2017年5月22日時点で、QUOINEXとCoincheckビットコイン日本円価格差は1万円に達しています。

 

金融機関がお休みで入金ができない時に、特に価格差が開きやすいようです。

 

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5)ビットコイン貸出機能がある

Coincheckでも触れましたがビットコインを預けて(=他の人に貸して)金利を貰える機能があります。

ただ、現在は中止している様子。

公式の記事を引用します。

注)現在、最新のダッシュボードに別のサイトに実現する予定がありますので、この機能が最新のダッシュボードに付けられません。この状況より大変ご迷惑をおかけして申し訳ございませんが、QUOINEの開発者たちが精一杯努めてまいりますので、アップデートがございましたらすぐ皆様にお知らせいたします。

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流動性提供者として、信用取引者用の貸出に一部の残高(暗号通貨または現金)で利用し、日歩の利益を得ることができます。信用取引者が貸し出した資金は出勤のため利用できなく、システムの強固な予防対策のため、資金の損失を防ぐことを保証し、100%安全です。

手数料は金利日歩の50%です。

貸出を利用している取引が解消すると資金は口座に戻ります。また、新しい取引に再投資されるという選択もあります。信用取引者によって、解消するまで数時間から数日間、または数週間までかかります。もし貸出額を早めに口座に戻りたい場合は、support@quoine.comに問い合わせください。

 

quoine.zendesk.com

再開されれば、 金利(1日あたり)は自由に設定してオファーができ、得られた利子の半額をQUOINEXに取られる形になります。(ボリすぎやろ…)

勿論、高すぎる金利を設定すれば誰も借りてくれないので、この辺りが金利を年5%で保証しようとしていたCoincheckと違う所です。

 

デメリット

1)法定通貨(JPYなど)で出金できるようにするのが面倒

出金先の銀行明細書が必要だったり、SWIFT(国際銀行間金融通信協会)コードを入力したりする必要があるので、地味に面倒です。

おそらく取引所のメイン口座が海外にあるのだと思われます。

 

2)ビットコインの送金が遅い

先のコールドウォレットに由来するのですが、入金反映も遅いしBTCの送付は極めつけに遅いです

QUOINEX側の公式アナウンスでも「最大2営業日くらいかかるけどヨロ!」と言う感じなので、今後も改善の余地は期待薄です。

法人向けのビジネスモデルを考慮しているとは言え、これは流石に…

Q: 出金にはどのくらい時間がかかりますか?
A: 出金依頼日も含めて法定通貨は最大3営業日、仮想通貨は最大2営業日のお時間をいただいております。

送金が早いのが暗号通貨の最大のメリットやろ!と突っ込みたい気持ちはありますが、取引所から暫く動かす予定がない人にはまぁ、向いているんじゃないでしょうか。

安く買えるし。

裁定取引に使う場合は美味しいですが、なかなかハードルが高い取引所です。

 

2017/05/28 追記:

QUOINEXではユーザーの皆様により快適に仮想通貨取引をご利用頂くべく、クイック入金が可能となっております
株式会社イーコンテクストと提携し、コンビニ決済、Pay-easyペイジー)決済、ネットバンク決済を導入しております。本クイック入金により、24時間365日いつでもQUOINEXへご入金頂けますので、相場変動に合わせてタイムリーにお取引いただくことも可能になります。是非クイック入金をご活用いただけますと幸いです。

 ちなみに、クイック入金での振込み後、アカウントへ反映されるまで2~3時間ほどかかるとのこと。

私の場合、自分の住信SBIネット銀行口座からQUOINEXの住信SBIネット銀行口座に銀行振込で入金していますが(同じ銀行の口座同士なので銀行振込手数料は無料)、平日日中帯なら数十分~長くて2,3時間くらいで着金しますので、それと同じくらいですね。

なお、他の3取引所もクイック入金には対応しています。

 

 

QUOINEXの総評

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QUOINEX

他の3つの取引所と比べて、海外色が強く、法人向けを意識しているため勝手がかなり違います。

取引所としては優良だと思いますが、最初に開設する口座としてはハードルが高いのでオススメしません。

 

まとめ

主要な点を下表にまとめした。出金手数料もオマケにつけていますので、参考にして貰えれば幸いです。

 

資本金

BTC現物取引

2017年1月〜4月

取扱暗号通貨数

売買手数料

販売所トラップ

アフィリエイト単価

BTC送金速度

日本円出金手数料

bitFlyer

41億円

2,349,995 BTC

2

0.01〜0.15%

あり

最大2,500円

遅め

216〜756円

Coincheck

9,200万円

1,530,546 BTC

12

0%

あり

最大10,000円

普通

400円

Zaif

8億3,013万円

1,543,402 BTC

3(トークン除く)

-0.01%

なし

最大2,850円

速い

350〜756円

QUOINEX

20億円

2,781,808 BTC

2

0%

なし

なし

極端に遅い

500円+銀行手数料

 

取り敢えず、思いの丈をこの記事にぶつけましたが、どの取引所も一長一短です。

 

当記事では分かりやすくメリット/デメリットで分けましたが、例えばビットコイン預入サービスのように、メリット(金利で増やせる)とデメリット(貸出リスク/直ぐに出金できない)が表裏一体のサービスも多いです。

 

また、どの取引所もMt.GOXのようにある日突然破綻して使えなくなる可能性もあります

故に、望ましいのは

  • 複数の取引所の口座を開設する
  • 特定の取引所に資金を集中して置かない

 ということです。

 

最後に、間違っても、「暗号通貨で一攫千金狙ったるでぇ〜」みたいな事はしないで下さい。 

 FXや株と同じ、或いはそれ以上に投機的性格が強く、生活資金とは別にした余剰資金で買うべき類のものです。

 

「年初に100万円分買ったRipple(XRP)が5,000万になったwwww」

「去年4万円で買ったビットコインが25万円wwww」

 

みたいな情報をネットで沢山見かけると思いますが、焦らないで下さい。

明日暴落して、今日の半値になってもおかしくないのが暗号通貨です。

 

まずは、「当選倍率のやや高い宝くじを買ってみるか」くらいの気持ちが丁度よいと思います。

 

 

以上、よい暗号通貨ライフを

 

追記:

ブログは真面目に書こうとすると時間がかかるので、更新頻度は低めです。

クソ記事量産してもアレだし。

ビットコイン関連は日々Twitterの方で呟いているので、直近の話題とかはそちらを見て貰えると幸いです。

 

追記2(2017/9/30):

 ほんの数ヶ月で情報が古くなってしまいました…

情勢がかなり変わっているので、別記事で更新版を上げています。

mono-i-love.hatenablog.com

 

*1:このサイトでは、「仮想通貨=暗号通貨」として表記していきます。